長良川WWF2011(第18回大会)

春田です。今年も長良川WWFに参戦してきました。



今年は、コスタリカで行われたラフティング世界大会と日程が重なって、男女代表の「ラフティングチームテイケイ」や「THE RIVER FACE」が不在の中行われました。

それでもラフト40チーム、ダッキー12チームが集まって盛り上がる「熱いラフティングの大会」です。
http://www.odss.co.jp/gifu/wwf/

お陰さまで7年前に初めてこの大会に参加して以降、毎年都合をつけこの場に戻ってくることが出来ています。

昨年のレポートはこちら

さて、OBとなってダッキーにまたがり参戦するようになってから、本大会への参加はこれで4回目。

今回は61代横塚とタッグを組み、これまでの経験の蓄積をもって是非とも優勝すべく、チーム「BIG BEARS +」として臨みました。

(大会に対する意気込みは前回天竜川WWFの結果報告を参照。)

 

細かい記録は横塚が書いてくれると思いますので、結果から、先に書いてしまうと、

スプリント  優勝

H2H    優勝

スラローム  9位

ダウンリバー 優勝

結果、総合成績は、優勝となりました!

終わりよければ、全てよし!なので、大満足の結果ではありますが。

振り返れば、いろいろありましたね。以下、簡単に振り返ります。

 

初日、予選のスプリントは、あまり手ごたえもなく、ドキドキしたものの結果は2番手に10秒近い差をつけて快勝。

上出来であったものの、続くH2Hの決勝(VS五十嵐こそばいん戦)では、序盤のぶつかり合いで、スタンを押されてコースが変わり、エディに押しやられたことを始め、終始ギリギリのレース展開でした。

それでも気合いで優勝できたことは大きかった。



2日目は、前夜の飲みすぎやら、体調不良やらで・・やや寝坊。

気合いを入れ直し臨んだその日の競技・スラロームでは、1本目で、なんと1ゲートの不通過。

反省点の修正を試みた2本目も、攻めすぎと甘さ、そしてコミュニケーションがうまくいかず、2度のフリップがあって、なんとラストはそのままゴール・・・。

ゴールでのペナルティ、初めてもらいました・・。

この日のミスは自分に起因するところが大きかったと多々反省しています。



さて、2日目を終えた時点で、トップを強豪「美並カヌークラブ」に譲り、我々の順位は、大きく開いた点差で、新潟「五十嵐こそばいん」と2位タイ。

続く4位の新潟OBのあけぼの塾(仮)「あけぼのタイフーン」とも大差はありません。

2位の2チームが、スラロームでともにポカをやってしまったため、この時点での番付はめちゃくちゃになりました。

面白いことに(?)、2位の2チームのどちらかがダウンリバーで優勝しても、美並が2位になってしまえば、総合優勝はありません。

また、ダウンリバーで2番につけても、美並がとことん落ちていかない限りは、総合での2位はなく、ほぼ確実に3位です。

それでも両チームとも総合優勝を目指し、とにかくダウンリバーでは優勝する気満々です。

2チームで美並を3位以下に抑えながら、自分たちはさらに前に出て優勝を得る、という状況となるのか・・

自力優勝ができなくなってしまったのは、両チームともふがいないスラロームの結果のせいです。

4位以下の追い上げもおそれながら、ラストレースへの気合いは十分に溜まりました。

また、二日目の結果が出る前のことですが、スラロームのレース後に、「あけぼのタイフーン」さんと、「こそばいん」と、3艇で一緒にダウンリバーコースを試漕しました。

ダッキー参加4年目にして、こういう感じでわいわいやれるのは初めて。

別に何を話したわけでもないのだけれど。

瀬足らずのショートカットを皆でスカウティングしたり、ザンゲでどっちへ行くかの話をしたり・・。

闘う相手とあっても、レースの外では最大限仲良くすることがスポーツマンとしていいことだと思っている派です。



さて、こうして迎えた最終日のダウンリバー。

2位タイでありながら、ゼッケン順(申し込み順)で我々は上位から3番手。

3艇同時では場所の選択権はなく、ライン的に一番不利そうな左岸側から出艇。

ローリングスタートを比較的上手に決めて、グループ内のトップでスタート。

序盤から、敵2チームは奇声をあげて煽ってきますが、焦らされることもなく、むしろ楽しいくらい。

こちらの舟の伸びはとてもよく一歩リードの状態が続き、順調に先行します。

ところが、円空を超え、まっすぐラインを進むだけというところで指示への反応が遅れ、隠れ岩にいきおいよく乗り上げ・・、次の瞬間、我々の舟はフリップ。またか・・と一瞬思考停止に陥ります。

死に物狂いでリカバリーするも、開いていた差をここぞとばかりに詰め寄られ、グループの2チームに一度抜かされてしまいます。

タイミングを見て、抜き返すもだいぶ無駄な体力をつかう。

ふれあい広場付近でダッキーの前のグループをそれぞれとらえます。

瀬足らずのショートカットでは、引っかかる可能性もあり、上位チームの中ではトップで突っ込みたかったため、なんとか調整しました。

実際に引っかかり、後ろから来た「こそばいん」は苦戦した模様。よかった。

その後は、後ろを気にしながらもタイミングをみてラフトを抜いていく時間に。

このレースは、2つあるラフト部門が、早い方(RJ-1)から始まり、遅い方(RJ-2)、次いでダッキー部門と続きます。

カテゴリーごとの間をあけてくれないと必然的に追いついてしまうのです。

ザンゲの前くらいまでは、振り返れば敵チームが近くに見え、高らかな雄たけびに煽られる油断ならない状況。

それでも己の目指すラインをただ漕ぐのみ。

全力を出し切って、最後まで休むことなく漕ぎきって堂々のトップでゴール。

あとは、「こそばいん」のゴールを信じて待つだけです。

ありがとう、振り返ると、「こそばいん」の姿は、もうそこに見えていました。

「こそばいん」には約40秒、「美並」には2分以上の差をつけてゴールできました。

小さな言い方になりますが、去年まではあこがれで、手も足も出ない存在であった美並カヌークラブに大差で勝つことができたことは個人的に本当に大きな結果です。



スラでの失敗は、もはや忘れてもいいくらいの上出来・・、といっていいでしょう。

いや、実際はなんとか盛り返せた程度と思っていますが。。

ひそかにダウンリバーのタイムで勝手に闘っていたラフトのトップチームとは数秒のタイム差があり、及ばずの結果でした。。

ひそかに、ひそかにですが、勝ちたかったです。鳥取大学、さすがです!

兎にも角にも、こうして、天竜に続く2冠をゲットできました。

簡単にまとめられるものではありませんが、この2戦の勝利の結果で、我々、元BIG BEARSは、そのポテンシャルの高さを少なからず証明できたのではないかと思います。

表彰台、シャンパンファイト、ともに初めてでロクなパフォーマンスもできませんでしたが、結果そのものは、悪くなかったといえるでしょう。



完全優勝・・

シングルパドルでの優勝・・

歴代の猛者たちとの闘い・・など

まだまだこのハードルを上げることはできますが、今回僕たち二人が実現したかったことはひとまず成し遂げられました。

主には私たちの後輩である現役部員に対してですが、この結果を見てくれた人に何かが伝わっていればいいなと思います。

もちろん、ゆくゆくは次なる高みを目指しますが、今はしばしの余韻に浸りたいと思います。

 

余談になりますが、今回も他のダッキーチームと一緒にレースができること、それ自体が純粋に楽しかったです。

来年出れるかはだわからない立場で恐縮ですが、ダッキーレースがもっともっと盛り上がることを本当に期待しています。

今回も一緒に参加し、写真や動画を撮影し、応援してくれた現役部員一同に感謝します。

 

最後になりますが、一緒に参加した選手の皆さま、大会を運営してくださっている実行委員会、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。