先週末に天竜川ホワイトウォーターフェスティバル(WWF)に出場してきました。61代の横塚です。
天竜WWFは、長野県飯田市を流れる川で行われ、東には南アルプス、西には中央アルプスを見渡すことができ、空もキレイで広くてとてもアツくて、個人的に好きな大会です。アウトドアをやるにはけっこういい場所だなー、と思ってます。
今回は増水していてかなり面白かったです。
大会は二人乗りのダッキーというボートの部門に57代の春田さんと出場しました。現役からは竹内が、34回リバベンオフィシャルのチームに入れてもらい、出場しました。34回オフィシャルの皆、ありがとう!
大会の結果は二人乗り部門総合優勝(18艇中)、竹内は6人乗りMIX部門で3位となり、良い成績を残すことができました。以下記録です。
初日9/10(土)
大会初日は宮ケ瀬橋から阿島橋までの約13kmでした。正直、流水で一度も漕いだことがなく、初日は大分苦戦しました。コースについては何度も出場しているのでよいのですが、細かいラインでのミスを連発し、大きなエディーに巻かれてしまうこともありました。ウェーブの中でもボートが曲がってしまうことが多く、修正に時間がかかったりしてしまい、結果は初日5位。この結果にはかなりへこみました。あまり練習していないということがあるにせよ、もう少しいける、というか優勝する気まんまんだったので…。でも考えてみたら当たり前のことで、練習せずに勝てるほど甘くはないし、慢心するとこういうことも起こることを学べたと思いました。
試合後にラインを確認するために一本かわらんべまで下りました。天竜川下りの事故現場であるガリュウキョウも下り、同時に今日の反省であるボートの修正を工夫しつつ1時間ほどで到着。そこで自分たちの段取りの甘さで帰る手段である電車を逃し、一緒に下っていたあけぼの塾のみなさんにお世話になりました。ありがとうございます!
夜は地元の女子高生が踊ったり、DJが出たり太鼓を叩いたりして、例年以上に盛り上がってました。自分はというと、負けたことにヘコミすぎてあまり気分を乗せられなかったので、それも良くないことだなぁと今になって後悔してます。己に克つことが出来ていなかった…。それも忘れてはならない大事なことですよね。
その日は目をつぶった瞬間に眠りに落ちてしまいました。
二日目9/12(日)
二日目は阿島橋かかわらんべまでの14km。昨日の修正が功を奏したか、あまりボートがぐらつくことなく進むことができ、グイグイと進みました。結果2位チームに1分半ほど引き離すブッチギリの優勝!ところどころでまだ細かいラインミスなどがありましたが、前日に比べて全体的に良い動きだったと思います。初めての表彰台ということで、とても嬉しく思いました。まだまだ伸びることを思うと、すんげーワクワクしてきます。
僕と春田さんは今回の天竜川WWF優勝しました。そして来月の長良川WWFにも出場します。もちろん優勝することを目指します。
なぜ優勝することを目指すのか。
ただ勝ちたい、それだけではなく、自分達のパフォーマンスや、現役を退いた自分が優勝を目指すことで、周りの人たちにいい影響やワクワクを感じてもらえたらそれはとても素晴らしいことだな、と思いますし、そうであるようになりたい。そのためには、見た人が感動するような素晴らしいパフォーマンスをすること、優勝を目指すためにしなきゃいけないことを実直に行うことや、心から人に感謝すること、素晴らしい自然を愛すること、全てがつながってくると思います。
だらけてしまうこともあると思いますが、そういう気持ちを絶やさず、ただひたすらに努力することしかそれを達成することはできないと思います。自分が努力することで、そしたらワンゲルもラフティングももっと+の方向に向かっていくかもしれません。
そんな願いを込めて、チーム名は「BIG BEARS +」にしました。
正々堂々と、勝つべくして勝つ、そして自分に克つべくして克つ、そんなカッコイイ男になりたいです。そしたら自分が生まれた意味もあるかなー。