61代夏 シイ十勝ライン号隊e.p. ついに太平洋へ!

61代夏合宿 シイ十勝ライン号隊(8/5~27)

1R:大雪山系縦走
2R:大雪山〜十勝川 里歩き
3R:十勝川ボート
最終R:羊蹄山集結

 
3R:十勝川ボートツーリング 抜粋エピソード

8月23日
今日の朝食は新人ラーメン。4年生のラーメンと違って具が入っていて美味しい!今日は最終日。海まで頑張るぞ!今日は天気が悪いと聞いていたが、予報に反して晴れ間も見える。もう周りには何もなく、広い空と川、草むらしかない。のんびり下っていくと、なんと岸に2羽の鶴が!近づくと、鶴はゆっくり飛び立っていった。あの優雅さと美しい鳴き声はなんとも言えない雰囲気をもっている。さすが日本の国鳥である。野生の鶴を見ることが出来て、とても感動した。

ボートのメンバーチェンジをして、後半は下級生と上級生のボートに分かれた。合宿中みっちり練習したかいがあって、下級生のボートはまっすぐ進み、しかも速い!ひやひやしたが、ここは長期戦。慣れている上級生には勝てませんから!!危なかった・・・。

そうこうしているうちに海が見えてきた。波が河口からやってくる。海はさらに広い!ボートを砂浜に着けた。海に向かっての式典。目の前には地平線しか見えない。これでついに終わってしまったと思うと泣けてきた。

エールを終えると皆で海へ飛び込む!!そして十勝岳で汲んできたシイ十勝水を新人の手で海に撒き、終了! REDで祝杯をあげて、3Rの成功を祝った。本当に良かった・・・。(M澤記)

シイ十勝8

夏の十勝川。きらきら光る水面。水鳥たち。余計なことは全部忘れ、川の流れに身をまかせる。
ノスタルジー。現実逃避。しかし最も自分自身を見直すことのできる時間だ。

もう二度と行くことはないのであろうか。新得、帯広、大津…
僕はまた行きたい。時間が十分経って、それらの景色、空気、においを忘れたときに。

いつかふと立ち寄った時、思い出は美化され、捏造されるかもしれない。が、それでもいいと思う。
その時まで、しばらく東京という現実世界で戦おう。十勝川はその力をくれた気がする。ありがとう。
(新人U 感想文より)