45代沢木OBの別荘にお邪魔しました!

こんにちは!70代の小宮です。

皆様お久しぶりです。

11/4(土)11/5(日)に45代沢木さんの別荘に若手OBでお邪魔させていただきましたので、ご報告させていただきます!

私と68代濱田さん、68代福島さんは68代比呂さんの車にピックしてもらい、石神井公園から別荘へ。道中からお互いの近況やワンゲル時代の昔話で早速大盛り上がり。過去の活動の思い出やその場にはいない同期の話で永遠に笑っていられるのがワンゲルの魅力ですね。

柏インターを降りて、開けた農地に挟まれた狭い道路を進むと小さくsawakiと書かれた表札を発見。入り口から中を覗くと、一目では全貌を掴めないほど庭が広がっていました。大興奮状態で敷地内に進むと11月なのに半袖短パンの沢木さんが煙草を咥えながら出迎えてくれました。

下車後1秒で童心に帰る比呂さん(30歳/メロン農家)

少し遅れて仙台から69代小濵さん襲来。前日、前々職の同僚と吐くまで飲んだ後、風呂にも入らず直行してくださりました。移動中のLINEでも、別荘に着いてからも「シャワーを浴びたい」と嘆いていましたが、沢木さんからみかん狩りを命じられ、休む間のなく広大な庭のあちこちになっている大量のみかんを獲ることに。里山に待っているのはスローライフではなく労働なのだと早速頭を切り替えさせられましたが、ワンゲル経験者はそれを楽しんでしまうのでした。

みかん狩りが楽しくて童心に帰る比呂さん(30歳/メロン農家)

楽しいものの一向に終わらないみかん狩りの最中、沢木さんが枯れ木を燃やし始めたので、火の周りに皆で現実逃避。その近くで綺麗な栗を見つけた小濱さんはそれを火の中に放り込み、焼き栗にして食べ始めました。自分もかけらを貰いましたが、ほんのり甘くて意外にも美味でしたので、別荘に来た方は是非試してください。

お次は別荘探検。おじいちゃん家の匂いのする広い畳の和室部屋の縁側にはハンモック!

2階のベランダからは広大な庭が一望できました。

急に労働スイッチに火がついた我々は沢木さんに仕事はないかと尋ね、大きなススキの植木鉢を庭に植えることになりました。比呂さんが見たことないハサミ型のシャベルを倉庫から持ってきて、交代で土を掘り、ススキを植えました。そのままの流れで、次は畑の土起こしをすることに。濱田さんが鍬を振り下ろす早さは、都会に生きる全ての人の鬱憤を晴らすほどの勢いがありました。

お月見はとうに過ぎましたが、ススキの風情に感化されてしまった小濵さんが泥団子作りを提案。それに対して何の迷いもなく同調してしまうのが、ワンゲル卒部生というもの。30歳近い大人になっても、一緒に夢中で泥団子を作れるという関係性は他では中々生まれないでしょう。無駄に綺麗な泥団子を作る福島さんの教えを受けて、堂々たる月見泥団子が完成!美味そう!

 

外が暗くなり始めたので、別荘内で夕飯を食べることに。沢木さんお手製のチャーシュー、スペアリブ、ステーキなどのご馳走様が次から次に。これが大人のおもてなしかと歴然とした差を自覚しながら、腹十二分目になるまで美味しくいただきました。

 

嬉しそうな福島さんとやっとシャワーを浴びた小濱さん

食事を終えて飲みに移行してから、北海道岩内町に住む68代木村OBやベルリン在住の69代谷川OGとビデオ通話をしました。地球のどこにいても電話をかけてくる同期がいるのは迷惑でもあり、とてもありがたいことのように思いました。

そして最後はやっぱり焚き火!しかし、酒に弱い私は猛烈な吐き気と眠気に襲われて途中離脱。。おやすみなさい。。

ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます!

改めてワンゲルっていいなを実感する最高の時間でした。

卒部後でも強い信頼関係で繋がってしまい、土地と食料自給力(北海道の皆様ありがとうございます!)まで兼ね備えたセーフティネットにもなってしまう早稲田ワンダーフォーゲル部、恐るべし。ここと繋がりがある限り生き延びられはするだろうという安心すら感じてしまいます。落ちている栗を焼いて食べたり、泥団子を作ったりなど社会的には意味のない、本能的な楽しさを分かち合える仲間がいるという嬉しさを現役時代以上に実感しました。

現役の皆さん、ワンゲルは卒部後も面白いですよ!!卒部後にこそ真価を実感できるのかもしれません。

最後に沢木さん、お邪魔させていただき本当にありがとうございました!また何度も遊びに行かせてください!!