日時:2022/10/08(土) – 10/09(日)
メンバー(敬称略):佐藤OB(32代) 神谷OB(36代) 山村OB(37代) 石川OB(38代) 杉林OB(38代) 永目OB(41代) 吉村OB(64代)小林(現役4年) 田中(現役4年)
10/8(土)~9(日)に3年ぶりとなる山荘祭を実施いたしました。
山小屋は現在、現役活動での利用は許可をされておりますが、OBの利用にあたっては山小屋の整備や地域貢献に関わる利用目的が必要となっています。
今回のイベントでは総勢9名のOB・現役メンバーにご参加いただき、火打登山口やキャンプ場近辺のゴミ拾いを行いました。
活動後の山小屋での宴会は夜遅くまで続き、語らい合いながら楽しい時間を過ごすことができました。
翌日は爽やかな朝を迎えることができ、食事を済ませて、感謝の気持とともに清掃をした後、山小屋を離れ帰宅の途につきました。
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前日から雨を心配していました。山小屋へ向かっている道中は、長野に入る辺りから、雨脚が強くなり、雨雲レーダーを見ても、妙高付近は雲がかかっている状態でした。そんな中、希望を託したのは「笹ヶ峰は雨が降らない」という伝説です。
山小屋で集合し、清掃活動準備をして、伝説が本当なのかという期待と不安を持って笹ヶ峰へ車で向かいました。
おばけ平を通り過ぎ、笹ヶ峰への入り口の下り坂はまだガスがかかっていました。状況が変わったのは、仙人池を超えたあたりです。突如、青空が覗きました。とても鮮やかな青色でした。
正直なところ、今回のハイライトはここでした。本当に魔法のように雲が切れ、青空が広かったのです。どうやら、道路も濡れている様子はなく、雨は全くといっていいほど降っていなかったのだと思います。
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清掃活動はまず火打登山口からスタートし、登山道を歩きました。登山道は皆さんのマナーも良いのか、ゴミはほとんど落ちていませんでした。
そのため、途中で引き返して、駐車場やキャンプ場を見ていくことにしました。道路脇なども見ていくと、ペットボトルやお菓子の小袋、紙類など意外と多くの落とし物がありました。登山口の中と外では意識が違うのかもしれません。見えづらいところにある落とし物は取り残されがちのようでした。2時間ほどしっかりと活動し、想定以上の成果を上げることができました。
笹ヶ峰を出ると天気は悪くなりました。
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活動後は、山小屋に戻り、食事と宴会です。シェフの永目さんとアシスタントの現役小林田中による豚汁炊き込みご飯、そして佳一さんによる、ならたけのきのこ汁と、どの料理もとても美味しく、お腹がはち切れんばかりの豪華なメニューとなりました。
お酒も入り、現役時代を共に活動した30代の方々の思い出話や、現役の最近の状況など、山小屋ならではの話で盛り上がり、気づいたら日付を超えるまで語らいあっていました。
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翌朝、山小屋を出て野尻湖を見るためにリフト近くに行きましたが、そこでは雲海の広がったとても綺麗な景色を望めました。
朝食と山小屋の掃除をすませ、帰宅の途に着き、苗名の湯や黒姫高原のそば屋に立ち寄りました。
そばですがコシがあり、これまで食べたことのない絶品だったので、今度妙高に寄る際は是非皆さまにも立ち寄ってもらえればと思いました。
次回、山小屋でのイベントもどうぞよろしくお願いいたします。